
5月10日金曜日の深夜、アムステルダムにオーロラが現れました。
ベッドの中でごろごろしている時に、ふと何かをキャッチした感覚がありました。
とても些細な感覚だったのと、深夜になってもなかなか寝付けずにいたので、普段ならその感覚を無視して寝ることを優先していたかもしれません。
しかし、気になる気持ちが止まらずベッドから起き出しリビングへ移動し、空を眺めると、明るい。
数日前に新月になったばかりなので、月明かりではありません。
写真を撮ってみると、緑や紫やピンクがカーテンのように映っています。
もしかしてオーロラ?と思ったものの、「アムステルダムで見られるはずがない。気のせいかも。街灯りの反射だろう」などと、疑い否定する思考が次々によぎります。
実はニュースを見ておらず、世界中で太陽フレアが活発になっていることを全く知りませんでした。
これまでもオランダでオーロラが観測できたことはあったそうですが、首都・都会のアムステルダムでの観測は聞いたことがありません。
ニュースやSNSもチェックしましたが、その時点でアムステルダムでのオーロラ目撃情報はゼロでした。
見間違いか、勘違いか、自分を疑う気持ちが大きくなります。
それでもあまりに美しい光景に、写真を撮り続けます。
動画を撮ってみると、色のカーテンがゆっくり動いているのが明確に分かり、これはオーロラだと思えました。
もし仮に、私以外の誰もアムステルダムで目撃していなくても、科学的な裏付けがなくても――つまり、他者からのお墨付きがなくても、これは間違いなくオーロラだと思えたのです。
アムステルダムでオーロラが観測できるはずがないという常識、街灯りの反射やカメラの機能のせいでは?という否定する思考、その時点で誰も他に目撃情報がなく同意・肯定がない状況。
自分の中にあったいくつもの、疑いや否定を超えた先に、夢のような光景がありました。
オーロラの景色自体とても素晴らしく、今でも夢のようです。
それに加えて、わずかな感覚をキャッチしたこと、それを無視せず行動したこと、疑い・否定を超えていく体験となったことが、ミラクルです。
奇跡のオーロラの写真に、「疑い・否定を超えるミラクルのエネルギー」を込めました。
多くの方に、写真からエネルギーを受け取っていただけると嬉しいです。
(iPhoneで特別な機能も使わず撮った写真で、色補正は一切行っていません)
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